れぽレポート

思ったことをダラダラと。映画のお話。たまーに音楽や本も。

名前の由来とA・コックス

ご挨拶的なものが終わったので何か自分に関することを書こうと思います。
Twitterでたまに名前の由来を聞かれるのでそれを。

 

れぽという私の名前ですが、ある映画から取らせていただきました。
その映画とは『レポマン』です。

           

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あらすじ
仕事をクビになり退屈な日々を送っていた青年オットー。
ある日彼は、ローン未払いの客の車を取り立てる“レポマン”という職業の男と知り合い仲間として働くことになる。そして高額の懸賞金が掛かった車を差し押さえるがその中には…。

 

レポマンのお仕事はローンを支払わない客の車を盗み出すこと。
盗むという時点でその強引さはある程度わかると思うのですが
映像で見ると想像以上に無茶な、そして意味不明な仕事でして。

 

「なんてパンクなジョブなんだ!」と全身がシビれました(笑)
見終えた直後に将来の夢を聞かれていたら確実に「レポマン」と答えてたと思います。

 

『レポマン』はアレックス・コックスの長編デビュー作。
コックスはイギリス人で1984年にアメリカでこの映画を撮りました。

 

80年代はイギリスとアメリカの両国でそれぞれ
サッチャリズムレーガノミクスが進行していた時代。

 

どちらの国でも経済力のない若者は保護の対象外。
そんな彼らの抱えていた倦怠感と怒りがパンク・スピリッツに

姿を変えて『レポマン』の中を漂っているんだと思います。

 

社会から見放された若者を両方の国で見ていたコックスだからこそ

ここまでパンクな作品が撮れたのだろうなあ、と。

 

 

コックスといえば『シド・アンド・ナンシー』の方が有名かもしれません。
『シド~』は題材やビジュアルからして「これぞパンク」って雰囲気です。

 

だけど、閉塞感に包まれた当時の若者たちが生み出したパンク精神を

感じられるのはやっぱり『レポマン』が一番。

 

 

社会に反抗するような気概を持ち合わせていない私にとって

『レポマン』は憧れでもあったり。

 

そんな思いがあり、れぽという名前にしました。

 

久々に『レポマン』を見たくなったので今度借りてこよっと。

ではでは失礼いたします。