ヴァンサン・ロティエの華麗なる経歴
前回に引き続き、ヴァンサン・ロティエについてです。
まずは基本情報について。
(主にVincent Rottiers - IMDbから引っ張ってきました)
ヴァンサン・ロティエ(Vincent Rottiers)
1986年6月17日フランスのエソンヌ県生まれ。
現在29歳ですね。
ご両親が別れたあと、13歳の時にお父様を亡くされたそうです。
演劇に興味を持ち始めたのは学校の授業がきっかけ。
15歳で『Les Diables』という映画に準主役として出演しています。
わー!良さげじゃないですか~
この作品、『水の中のつぼみ』のアデル・エネルとの共演作だそうで、レビューサイト上の評価もかなり高いです。
見たいなあ…
IMDbを読みながらびっくりしたのですが、なんとロティエさん、『ディーパンの闘い』を含めてセザール賞に三度もノミネートされているのです!
一度目は2007年に『Le passager』で有望若手男優賞。
二度目は2010年に『Je suis heureux que ma mère soit vivante』で助演男優賞。
そして今回の『ディーパンの闘い』です。
出演本数の多さもさることながら、十代の頃から重要な役を演じることが多かったようです。
共演なさっている俳優も豪華。
さきほどの『Le passager』(上画像)ではジュリー・ドパルデューと共演しています。
そして、信じがたいことに、私の大好きなアナイス・ドゥムースティエと『L'hiver dernier』という映画で共演しているようなのです!!!
キャー二人が同じ画面にいる!!!
見たい、なんとしても見たい…
すいません、脱線しました。
日本で見られる出演作はそれなりにありますが、やはり少ない。
もっと知名度が上がってたくさん公開されるようになるのを祈るばかりです。
ちなみにロティエさんにはケビン・アゼイス(Kévin Azaïs 発音はインタビューから聞き取ったので正解かどうか怪しい)という同じく俳優の弟さんがいらっしゃるようです。
なぜ苗字が違うのかはわかりませんでした…
ご両親が別れたことが関係しているのでしょうか。
目の色がそっくり!
現在23歳ということでロティエさんより6歳も若いのですが、アゼイスさんの方がお兄さんに見えなくもない!?
たぶんロティエさんが童顔だからかな。
これまたビックリしたのですが、アゼイスさんは2015年にセザール賞の有望若手男優賞を獲っています。
兄弟そろって演技がうまいんですねえ。
アゼイスさんは『Les Combattants』という映画で受賞したのですが、これの共演者はアデル・エネル。
そう、先ほど書いた『Les Diables』でロティエさんと共演なさった女優さんです。
う、うらやましい…
こんな写真付きのインタビュー記事(Pas peu frères - Culture / Next)も出てきました。
一緒に仕事をすることもあるようですね。
共演作はないのかな?
次回はロティエさんの出演作の感想を書こうかなと考えています。
では、これにて失礼いたします!